緑色の牌である索子(ソウズ)の、「二ソウ」、「三ソウ」、「四ソウ」、「六ソウ」、「八ソウ」と、三元牌の「發」の計六種類の牌だけを使って面子(メンツ)を作った役満を緑一色(リュウイーソー)といいます。
ポン、チー、明カンをしない手牌の形を「門前(メンゼン)」といいますが、リュウイーソーは、メンゼンだけでなく、ポン・チー・明カン(食う)をしても成立する役満です。
「二ソウ」、「三ソウ」、「四ソウ」、「六ソウ」、「八ソウ」、「發」の六種類の牌だけで構成される役満です。
上の緑一色(リュウイーソー)の例図のように、緑色の牌である索子(ソウズ)の「二ソウ」、「三ソウ」、「四ソウ」、「六ソウ」、「八ソウ」と、字牌の「發」の六種類の牌だけを使って面子(メンツ)を作った役満を緑一色(リュウイーソー)といいます。
リュウイーソーは、門前(メンゼン)だけでなく、ポン・チー・明カン(食う)をしている手牌でも成立する役満です。
リュウイーソーは、基本的には面子に三元牌の「發」を含めなくても成立します。
ただし、必ず「發」を含めて面子を作らないとリュウイーソーとは認めないというルールを設けているケースもあるので事前のルール確認が大切です。
下図のあがりでは役満「緑一色(リュウイーソー)」が成立するでしょうか?
解答
「二ソウ」をツモ(ロン)あがりした場合
アタマとなる「六ソウ」の対子(トイツ)と、「二ソウ・三ソウ・四ソウ」、「二ソウ・三ソウ・四ソウ」の二組の順子(ジュンツ)と、「發」の刻子(コーツ)、ポンをして作った「八ソウ」の刻子と、全ての面子を「二ソウ」、「三ソウ」、「四ソウ」、「六ソウ」、「八ソウ」、「發」の計六種類の牌だけを使って作っているので、役満「緑一色(リュウイーソー)」が成立します。
「五ソウ」をツモ(ロン)あがりした場合
一種類の数字牌(ここでは索子)と字牌(ここでは發)だけを使って面子を作っているので「混一色(ホンイツ)」が成立します。
また、「發(役牌)」が成立します。
ここで注意しなければいけないのは、發をポンしているということです。
混一色は、ポン、チー、明カンをしている手牌では食い下がりするので、三役から二役に下がります。
役牌の發は食い下がりしません。
合計すると、「食い混一色(二役)」+「役牌(一役)」で計三役(三飜)がつくことになります。
なお、面子に「五ソウ」が含まれてしまうと緑一色(リュウイーソー)は成立しません。