他のプレーヤー(他家)の捨牌をもらって刻子(コーツ)を作ることをポンといいます。
ポンは、「鳴く」、または「食う」とも呼ばれ、ポンをした後には立直(リーチ)をかけることができなくなります。
なお、一つの捨牌にポンとチーが同時にあった場合にはポンが優先されます。
他のプレーヤー(他家)の捨牌をもらって役を作るので、他家の捨牌を一切もらわずに役を作る「門前(メンゼン)」ではなくなります。
ポンは、他のプレーヤー(他家)の捨牌をもらって刻子を作るので、テンパイ(役)を作るまでのスピードが早くなるというメリットがあります。
ただし、リーチがかけれなくなる、役がなければあがれなくなる、役を作っても(仮に混一色[ホンイツ]をいう役を作った場合、門前[メンゼン]だと三役付くのに対して、ポンをして作った場合には二役しか付かなくなる)食いさがりしてしまうというデメリットがあります。
手牌に「二萬」「二萬」や「白」「白」などのような二枚の対子(トイツ)がある時、他のプレーヤー(他家)が「二萬」や「白」を捨てた場合に、「ポン!」と発声して、その他家の捨牌をもらいます。
例として、西家が捨てた「五索」をポンします。
下図の①参照
ポンをした三枚の牌(刻子[コーツ])を、卓の右端にさらします。
下図の②参照
→ポンの卓へのさらし方の詳細
手牌の中で不要な牌を一牌捨てます。
ここでは、例として「發」を捨てます。
この時点で手牌は13枚になります。
下図の③参照
ツモの順番は、左回り(反時計回り)に、ポンをした次順のプレーヤーに移ります。
ここでは東家がポンをしたので、ツモ順は南家になります。
下図の④参照
その後は、通常通り、西家→北家→東家→南家というツモ順でゲームが進行します。
左端の牌を横にして、卓の右端へさらします。
真中の牌を横にして、卓の右端へさらします。
右端の牌を横にして、卓の右端へさらします。